シツレイな言い方ですが、タカラヅカにおいて、ベルサイユのばらは「くさってもベルばら!」ってかんじがします。とりあえず、見とかねば~!ってかんじ。来年から音楽学校の受験内容が変わるため、見たことのないポスターが置いてありました。そう…全国ツアーって、宝塚や日比谷で見たことない女の子たちに見てもらうのも、目的なんですよね。演目もタカラヅカらしいものが効果的。そういう意味では「ベルばら」はうってつけ。
今回は、外伝ということで、おなじみのオスカル、アンドレ、マリー・アントワネット、フェルゼンでなく、ジュローデル、アラン、ベルナールにスポットを当てます。「踊る」のスピンムービーみたいなかんじですね。ちょっとこじんまりしたかんじですが、大階段がない小規模な編成になる全ツには合っていると思います。しかーし!今回のアラン編、すごく驚きました。トップ同士が兄妹関係の設定。そして、兄アランの心の声を聞く、妹ディアンヌは魂の存在なのです。驚き!そんな設定の話、アリ?ハーレクイーンロマンスみたいじゃなきゃ!ってことはないのですが、トップ同士が兄妹関係の設定とは…。そして、片方がすでに死んでいる存在とは…(もちろん「エリザベート」のトート閣下とは意味が違います)。「マジで~~?!ありえね~~~~!」と心の中で叫びつつ、なんとなく、それでゴーインにもまとめているヅカ・マジックに感心してしまいました。
ヅカ鑑賞において、ワタシには、いくつかのマイルールがあります。月組、宙組はリピってよし!(最近は花組追加)とか、基本ファンクラブは入らない、など。そして、ワタシの中で最初からあったルール「トップスターのオリジナルグッズや公演グッズは購入しない!」と決めて、5年間観劇してきました(舞台写真や雑誌などは買います)。その理由は「買っていたら、キリないし、そもそも、デザインが好きじゃないから」と言うものでした。そう…気の乗らないものを買うことはないのです。しかし、その禁を破り、今日初めてツアー公演バッグを買いました。こちらのバックは、公演ごとのバッグはパンフレットが入るサイズというのがセールスポイント。そう!あちらこちらに散乱している公演パンフを収納するに使えるじゃん!と気づきました。じゃ、「ミーマイ」のでも買おうかな…と思ったのですが、売り切れ。せっかくだから「ベルばら」にしとく?と買ったとこ、全ツって横型なのね…(通常はタテ型)。ま、いいです。外に持ち歩くわけじゃないから。グッズやチラシの有効な活用の仕方ってあるのかしら…。チラシは封筒にして、すみれ関係の連絡など、シャレで使えるかしら~~?と思ってたけど、チラシを使って、うちわをつくった方がいて、目からウロコでした。Jの谷じゃないと、うちわをつくる発想にならないですよ!ちょっと作ってみようかな…自己満足の世界に浸るためにも!(笑)