「アラフォー」って、実にベンリな言葉ですね。テキドにオブラートに包まれているかんじが、妙齢…いえ、微妙齢のみなさんの気持ちを救っている気がします。今日、本屋で見かけた酒井順子さんの新刊に目が釘づけでしたよ。「おばさん未満」…コレって「アラフォー」の正反対な言い回し!オブラートに包んでないわ!ムキだしじゃない!(笑)きっと、雇均法前後に就職したジョシのみなさんは「おばさん」を認めるのはイヤなはず!「私がオバサンになっても」って唄ありましたけど、自分がその年代になると「オバサン」って単語は辞書から抹殺したいンじゃないかしらね~(自分自身の見た目軽視のワタシですら、オバサン自認はイヤ!なんですから)。なんかのステージから降りているかんじなんですよね。なんだろう?何から降りているのか、うまく説明できませんけど「卒業」なかんじにキョヒ反応?「現役」をまだまだ張りたいのです、どこになのかは、個々違うでしょうけど。で「おばみま」パラパラ見たら、気になる内容…買おうかどうしようか迷いましたよ。しかし、図書館予約。だって前に買った「その人、独身?」読んでないだもん。でも、群ようこさんの「おんなのるつぼ」は買いました。酒井さんの毒々しさの中にある清らかなものを感じる文章も好きなんですが(しかも、イヤミじゃない!育ちがモノを言うのね~~。さすがR女子出身)、アラフィーである群さんの達観した書きっぷりも好きなんですよね。これから数年、今までになく、老化している自分に戸惑うことが増えると思うのですが、群さんのエッセイ読んでいると「そうなんだ~」みたいな予習をして気持ちに。そして、年末、アラシーの中野翠さんのコラムをまとめた本を買い「好奇心たいせつ」と思うことでしょう。
リアルな社会生活で苦手視…というと聞こえがいいのですが、できれば接触したくない人たちがいます。それは、雇均法前のアラフィーの先輩女子。「私たちの頃はさ~、正規採用なくて大変だったの~」「酒の席で、ホステスみたいな真似を…」「男ばっかでさ~」みたいな会話されるたび、ドン引き。バブルもバッチリ経験しているし、バンバン年収上がっている世代なんだから、いいじゃありませんか…あなたの言っていることは、雇均法以降の人でも充分体験してますのよ、と思ってしまいます。そんなおいしい思いしてないですよ、働くアラフォーたち。