シャネル映画が、今年の夏から来年のお正月にかけ、3本公開されます。どうした?シャネル生誕100年なのかしら?(そうでも、なさげ…)今日見たのは、アメリのオドレィ・トトゥが出ている「Coco avant Chanel」 avantがついてます。英語だとbeforね。シャネルがシャネルとしてのスタイルを確立する前ってことなのかしら。印象的だったのは、シャネルが恋人のボーイとの最後の会話(になることを知らないでの会話)をかわすシーンで、ボーイのポロに使っている素材を聞くとこ。その素材が「ジャージ」と答え、旅立つボーイ。その最後の会話に出たジャージこそが、シャネルの新しい運命を開くきっかけになった素材。なるほどなるほど、何かを得るには、何かを手放さなければならないわけね。脚本づくりが、うまく出来ているなー、と思いました(事実はちょっと違うと思います。事故よりずいぶん前に、シャネルはジャージ素材を起用してます)。あと、ボーイがタキシードにカメリアのコサージュみたいなのをつけているのも気になりましたねー。落語の仕込みじゃないけど、ちゃんと見たら、もっとそういうシーズがあったのかも。全体にまったり気味なつくり。オドレィ・トトゥも年齢とりました…。いやー、でも自由ですね、恋愛が!アムールの国だからかしら・・・?!