2009年 11月 01日
早朝寄席 |
志ん八 「熊の皮」
ぬう生 「口入屋」
天どん 圓丈作「イタチの留吉」
彦丸 「佐々木政談」
この日の2日前に、落語界では訃報がふたつありました。三遊亭円楽師匠と立川文都師匠がご病気でお亡くなりになりました。円楽師匠は「笑点」の司会者として有名でしょう。でも、ほとんどの方が円楽師匠の生の落語を聞いたことがないのでは?ワタシはたまたま、知り合いからのお誘いがあって「圓生物語」と言う会で「三年目」を拝見しました。あとにも先にも円楽師匠の落語を生で聞いたのは、1回こっきり。ファンになりました!とかそういうことは一切ないのですが「やっぱり、落語家だー!名人・圓生の弟子って、こういうことなのね」と思うことが出来たのは、貴重な経験でした。文都師匠はお名前は存じ上げてましたが、ワタシ自身も、一度か二度、立川流の会で拝見してたかしら?というくらいです(2005年以降の観劇記録あいまいなため、わからないのです。映画、本でもなんでもタレ流しはよくないですね)。文都師匠は立川流で真打になられて、10年とちょっと。ご病気にさえならなければ、噺家としては、これから、まだまだたっぷりとお時間があったはずなのに。合掌。
テレビで活躍されているの方々も、寄席や落語会での姿は、テレビで見る彼らとは、全然違います。もはや、落語初心者といえなくなったワタシでも驚きます。もし、ちょっとでも、落語を見てみたいな~、とか、あの噺家さん気になるな~、と思うことがあったら、是非、その方の落語を寄席や落語会で聞きに行くことをオススメします。舞台、コンサートなどの生モノ系も同じくですが、一期一会なものなので、思い立ったが吉日。都内近郊の方なら、さっと見に行きやすい環境・状況にあるのも、生モノ系の中では落語じゃないかな、と思います。
by oui_et_non
| 2009-11-01 00:00
| [rakugo]